灯籠は仏教伝来時に、教典・寺院の建築様式とともに我が国に伝わったようです。
  当初は寺院の入り口に一基で建っていたようですが、有力者の寄進により
  現在のように参道の両脇に立ち並ぶようになりました。
 大きな神社、寺院を訪れるとその様子が残っています。昔は電気もガスもなく
  夜になると特に戸外は真っ暗闇であったと思われます。 そんな時代に寺院神社の
  参道の両脇に立ち並ぶ灯籠があかりを灯し本堂へ誘う光景は神々しくもあり。
  幻想的でもあったと思われます
 灯籠は神々の来る道を照らし、ご来臨を助けるものです。
 お墓の両脇に墓前灯籠を設置している方もいらっしゃいますが、灯籠は昔から
  生者のみならず死者の行く道を照らしたり、または、あの世から導く灯りとしても
  考えられています。
 この伊勢型ミニ灯籠には、細部の彫り込みが生じる仏像や仏頭製作に使われる、
  淡緑色系凝灰砂岩を使い製作しました。結果、菊花紋の浮かし彫り/六芒星の筋彫りも
  できました。
   

         

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   ▼ 全体像(前方左)    ▼ 全体像(後方左)        

      ▼ 上方、屋根部をみたところ

    
▼ 化粧箱入り像 化粧箱入り像